コンピュータ活用
現在、多くの中学校ではL.L.教室やコンピュータ室が設置されていますが有効に活用されていないこと が多いようです。その原因の一つに、多忙な学校業務の中で日常的に利用するには準備が大変であるということ があげられます。しかし、教材提示型の機器として活用するには日常的に簡単に利用でき、大変効果を上げることができます。なんといっても 楽しい英語の授業 が作れるのです。楽しい授業を作ると英語嫌いをつくらない。せめて英語嫌いを少しでも少ない状態で高校の英語学習に送り出したいものです。
1.一番大切な教師側のパソコンの使い方
授業に機器を使う、しかもコンピュータとなると、確かに機器に対する苦手意識がある先生にとっては気が重く、授業で初めて使うまでは心の壁は相当に厚いと思われる。しかし1回目を乗り越えると2回目以降は意外と簡単に次のステップに進むことができるものである。とにかくPCは壊れるものではないし、難しいものではないので、見切り発車で良いからまず使用してみるべきである。では一番大切な授業でのパソコン利用の形態について触れておきたい。
すべての教科・教材で検討すべき授業におけるパソコン利用の形態
・教材の提示装置として(一番簡単な方法)自分のノートパソコン1台でもできる
PCを操作するのは教師のみ、生徒にプロジェクターや生徒用モニターで データ(環境、地域研究、社会問題、文化、人物、物などあらゆるものを
文字、静止画、動画、音声で)を提示する。
・生徒がPCを操作する場合
活動内容 1.インターネット検索による調べ学習
2.文章を打ち込んで送る(メール、掲示板など)
3.ネットミーティングなど音声や映像でコミュニケーション
4.教育用・一般ソフト利用の活動
・活動形態 1.個人で利用
2.ペアで利用 3.グループで利用
以上の方法や形態でその授業の教材・活動の目的に適切な形態を選ぶことが大切である。
ホームページ(HTML)を使って簡単な教材づくり
提示型教材の例
では、いくつかの例をご覧ください。画面はSVGA(800x600)用です。学校で使用するパソコンの画面と同じ教材を作ることが大切です。とても簡単な内容ですがあくまで教材提示用の画面なのでリンク先は分かりずらいと思いますが捜してみてください。
提示教材のメリット 何度も同じ教材をすぐ提示して説明・復習につかえる。間隔をおいた反復が大切
自主学習型教材の例